shun’s diary

面白くなりたい大学生。

忘れたくないクリスマス

 

 

僕は今、人生で初めてお通夜を経験している。

目の前にはにっこり微笑むおじいちゃん。

良い顔してる。

 

 

おじいちゃんはずっと死を覚悟していたと思う。自由にさしてもらってきた人生だからバチが当たった。そう言っていた。まだまだ楽しいことがこれからいっぱいあったはず。おばあちゃんやおにいさんを置いて先にいってしまった。

 

死ぬことはこわいですか?

僕は死をわからない。死んだこともないし死にたいと思ったこともないからだ。

 

初めてわかったこと。

それはまわりの人がいなくなる怖さ。僕は初めてのお通夜。初めて身近な人がいなくなった。実感が湧かない。いろんな思いが頭をよぎる。特別な思い出はない。ただ沢山の思い出はある。大好きだった。人はどこかで忘れていると思う。ていうか考えれないんだと思う。目の前のあなたがいなくなることを。

 

胸が空っぽになった。

ただ自分でもわかる。明日のお葬式が終わると普段の何気ない生活に戻っている。普通に笑ってる。日常の中でずっとあなたが頭にいないこと。たまーに現れて沢山の思い出を振り返ってまた色んな想いや学びをくれて消えていく。

 

僕はこれからどう生きていけばいいですか?

おじいちゃんには沢山のものをいただきました。あなたは沢山の人に幸せを愛を届けていた。僕もそうなりたい。

 

小さい頃からずっとおじいちゃんを自慢していたのをよく覚えています。本当に自慢のおじいちゃん。そして僕の最強のお母さんのお父さん。あなたの娘を幸せにします。

 

クリスマスになったよ。

僕は元々馬鹿だったし彼女とかいなくてクリスマスってイベントを大事にしてない人だった。キリスト教じゃないし!とか言ってね。忘れたくないクリスマス。

なんのプレゼントですかおじいちゃん。馬鹿な僕でもわかるときがきますか?賢くなります。強くなります。自慢の孫になりますね。見ててください。

僕はまだまだおじいちゃんに会いに行くことはないでしょう。たくましくなって次会う時はあなたに肩を並べられるとき。きっとそうでしょう。